ギリギリ、きりきり

明日がデッドラインの報告書を抱え、ギリギリの状態である。

もとはといえば、「大変重要だけれど優先順位が低い」と放っておいた僕がお馬鹿さんなのであった。典型的な「忙しいことを言い訳に、肝心な仕事が出来てないタイプ」である。でも、来週の月曜に発表なので日曜が〆切、というお達しが消て、明日の夕方から出張なので、どう考えても明日がタケバタが手が入れられる〆切。しもうた、もっと早く・・・という戯言を言っているヒマもないほどせっぱ詰まったギリギリだったので、きりきり舞いになりながら、とにかく資料を当たりつつも書き進めた。ほんと、これは絶対精神状態が良くない。とにかく明日で区切りをつけ、時間管理を徹底的にしないと、めちゃくちゃ今の僕は要領もわるけりゃ、仕事を処理できる容量も少ない。これではほんと、先が思いやられるばかりだ・・・。

そんな中、3年ゼミ募集で学生さんが何人か質問に来て下さったが、「ごめん、今日明日だけは堪忍して」と来週にお願いする。おしゃべりなタケバタが一番楽しいのは、こうやって来て下さる学生さんとのやりとりなのに、その最大の楽しみを自制するほど、本当にデッドラインなのだ。いやはや。

とはいえ、そんな中、今日はこれくらいで切り上げて、自宅に戻る。ちょっとここ最近ずっと張りつめっぱなしで頭がほぐれないので、大切な明日の締め切り日に能率を上げるために!?、というのは嘘だけれど、家に帰ってワインとシャンパンを片手に、友人宅に「三河屋さん」しにいくのだ。大阪のいつものワイン屋で仕入れたワインを6本分、届けに出かけるのである。そして、ついでにお宅に上がり込んで、シャンパンを飲みつつグタグタ言ってキリキリ舞いのここしばらくの日々をメルトダウンさせよう、という魂胆だ。「ちゃんと〆切を終えてからにしなさいよ」としかられそうだが、そうでもしないと、全くここしばらく休んでも遊んでもいないので、もう変になりそうなタケバタ。もともと「遊び」が多い人間なのに、それが取られるとちょっと調子を崩しそう。そういえばインフルエンザもはやりかけているし・・・やはりここは一つ景気よくポンとボトルを開けよう、という野郎の会なのである。気が合う相手ゆえ、それはそれで楽しや。というわけで、帰ります。

投稿者: 竹端 寛

竹端寛(たけばたひろし) 兵庫県立大学環境人間学部准教授。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。 大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。山梨学院大学法学部政治行政学科教授を経て、2018年4月から現職。専門は福祉社会学、社会福祉学。日々のつぶやきは、ツイッターtakebataにて。 コメントもリプライもありませんので、何かあればbataあっとまーくshse.u-hyogo.ac.jpへ。