毒キノコパーティーの夜

松の内の最終日、今日は学校法人の新年会があった。

昨年まで組織に属していない「あぶれもの」だったタケバタにとって、就職以来経験する様々な組織としての儀式に新鮮な驚きを持ちながら参加していた。今日の会もしかり。新年のおめでたい雰囲気で、法人としての一体感や連帯感を育む上で、こういう会が大きな役割を果たしていることを学ばせて頂く機会であった。で、昼からの「おとそ」は大変まわりが早い。帰ってきた時点で、緊張の糸が切れてか、そのままベッドにばたん。夕方まですっかり寝込んでいた。

その後眠りから覚め、今はデトックス料理の準備。何せ正月は食べ過ぎて太っちゃったしね。現在恐ろしや、81キロ・・・(涙)。明日はジムで精出して泳ぎます・・・

デトックスなんてはやりの言葉を使う前から、我が家では濃い食べ物が続いた後は、「毒キノコパーティー」なのだ。実際に毒キノコを食べる訳ではもちろんない。ただ、キノコを薬膳風に山ほど食べて、毒素を体内から出してしまおう、という「毒」素をとる「キノコ」「パーティー」なので、「毒キノコパーティ」なのである。昔新聞の日曜版で中国料理研究家が書いていたのが、3年前の博論で苦しんでいた時期。あのころは、ストレスも毒素もたくさんあったからか!?、月に一度は「毒キノコパーティー」をしていた。そういえば、お金もないのにJR立花駅近くの「高麗飯店」に数ヶ月は一度出かけ、あそこでたらふく焼き肉三昧の翌日は、必ず「毒キノコパーティー」をしてたっけ。山梨の方はよくわからんと思いますが、関西方面の読者の方々、「高麗飯店」はちょっと高めだけれど、本当においしい焼き肉が食べられます。立花は尼崎から神戸よりの次の駅。是非ともお立ち寄りあれ。

ここで気になる!?レシピのご紹介。
1,キノコをとにかくいろんな種類、山盛り用意して、さくさく切って熱湯に放り込む
2,一煮立ちしたらざるにきり、鍋を洗う
3,また熱湯を用意し、今度は鳥の手羽元を放り込み、また一煮立ち。
4,ざるにあげて、鍋にこびりついたアクもあらい、今度は水をいれる
5,その鍋にざるにあげた手羽元と刻んだショウガ、キクラゲや干し椎茸を戻したもの、コショウ粒を適量いれ、40分くらいグラグラ
6,最後に2のざるにとったキノコを入れて、5~10分くらいグラグラ
7,食べる際は黒酢とごま油(ないしラー油)があるとなおよし
8,残ったら翌朝、ご飯を入れておじやにするとおいしい

というレシピを書き終わった頃に、そろそろ煮立ったようです。さて、ただいまから粛々と!?「毒キノコパーティー」をはじめるとしますか。

 

投稿者: 竹端 寛

竹端寛(たけばたひろし) 兵庫県立大学環境人間学部准教授。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。 大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。山梨学院大学法学部政治行政学科教授を経て、2018年4月から現職。専門は福祉社会学、社会福祉学。日々のつぶやきは、ツイッターtakebataにて。 コメントもリプライもありませんので、何かあればbataあっとまーくshse.u-hyogo.ac.jpへ。