ようやくブログが復旧です

ようやくブログが復旧しました。管理人Nさん、本当にありがとう!

確かにまだ過去ログの再構築は完成していないので、ゼミ生でも手伝ってもらいながら、ボチボチ過去ログは復活させます。いや、誰も興味がないのかも知れませんが、23MBも書きまくってきたので、その5年分が全部一旦消えたか、と思うと、軽い喪失感がありました。
で、この間ツイッターというメディアで代用していたのだれど、良し悪し、だとわかる。
確かに140字で速報性と簡便性には優れている。そう言えば、最近の移動中の車内でも、本を読む時間の一部は確実にツイッターのタイムラインを読んでいる時間になっている。でも・・・。僕はブログを、自分自身の「思考のフック」に活用している。とりあえず、PCの前で文章を書き出す。これまでは大体その時々の読んだ本を補助線で携えている。でも、単にその読書メモ、というよりも、その本であれ、その時取り組んでいる課題であれ、対象世界と触れる中で感じる自分自身の感覚や感情を、論理的言語に置き換える練習であったり訓練であったり。それが、ブログのような気がするのだ。例えて言えば、ピアニストの弾くバイエルンのようなもの?! 書き続ける中で、そこからひょこっと新しい何かが生まれてくることも、時としてある、そんなメディア。
今、〆切を抱えた論文と格闘している。「ボランタリーアクションの未来」というテーマで頂いた特集論文なので、僕の改題は「障害福祉分野における社会起業家」。パラダイムシフトをもたらす社会起業家の、計画制御を超えた複雑系の知にも通底する包括的視点は、そう言えば、障害者福祉の分野で地域や現場を変えてきた実践家の営みと同じだよね、という着想を、『出現する未来』と『再考ノーマライゼーション』、『複雑さを生きる』というキーブックを交錯させながら編み上げていこうという試み。このブログをよく読んで下さっている方ならおわかりかもしれないが、このキーブックはブログでも取り上げたし、ベンクト・ニィリエ氏のことは何度もブログで断片的に書いてきた。そのような時々のブログで書いた事を、改めて整理し直し、自分なりに情報を編集し、文脈を与え、意味づけようとしているのが今回の営み。ちなみに、この情報編集術は福田和也氏の『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法②』から学んだものだが、情報の整理の仕方について本質を突く記述でもある。
まあ、こういう風に思うことを脱線しながら書き進め、データとしてウェブ上に残しておく。それが、そのうち論文のタネから発芽、若葉になるのだから、有り難い。140字ならせいぜいタネで終わる。でも、植物栽培でも同じだが、タネから発芽し、若葉が芽吹くまでが、実は一番大変なプロセス。なので、それをするには、ブログというツールは実に適切なのだ。
というわけで、またブログ生活をはじめます。どうぞ皆さん、引き続きごひいきに。

投稿者: 竹端 寛

竹端寛(たけばたひろし) 兵庫県立大学環境人間学部准教授。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。 大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。山梨学院大学法学部政治行政学科教授を経て、2018年4月から現職。専門は福祉社会学、社会福祉学。日々のつぶやきは、ツイッターtakebataにて。 コメントもリプライもありませんので、何かあればbataあっとまーくshse.u-hyogo.ac.jpへ。