渦の底から・・・

ここしばらく、落ち込んでいた。昨日から今朝にかけて、最悪だった。
どんな風に学生エンパワメントに役立つ授業をすればいいのだろう、
僕には何が出来るのだろう、と悪循環の渦の中に引き込まれていた。
全てのことが嫌になりかけていた。そして、恩師にSOSの電話をかけた。

恩師はさすがだった。僕が悩んでいたことに対する的確なアドバイスを
して下さっただけでなく、肩の力が入りすぎていたこと、気づいたら僕らしさ
がなくなっていたこと、まで気づかせて下さった。久しぶりに恩師の名調子
を聞きながら、見失いそうになっていたものに想いをはせた。まずは足下
を見ながらきっちり実践を重ねる大切さ、おもしろさ、を思い出しただけで
なく、これなら自分でもやってきた事だし、出来るじゃないか、という勇気
まで頂いた。本当にありがたかった。僕もこれで来週以降、少しは変われ
そうな気がする。何より実践で楽しんでいけそうな気がする。

久しぶりに、我が師の偉大さを再認識した。本当に、ありがたい。
来週以降、実践するなかで僕らしいtrial&errorを繰り返していこう、と
想いを新たにした。

 

投稿者: 竹端 寛

竹端寛(たけばたひろし) 兵庫県立大学環境人間学部准教授。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。 大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。山梨学院大学法学部政治行政学科教授を経て、2018年4月から現職。専門は福祉社会学、社会福祉学。日々のつぶやきは、ツイッターtakebataにて。 コメントもリプライもありませんので、何かあればbataあっとまーくshse.u-hyogo.ac.jpへ。