この連休中に、ようやく時間が出来たので、色々考えている。
その中で大きく占めているのが、「自分の器」なるものに関してだ。
今、新しい職場で、もう一度「生まれ変わり」ほどではないにしろ、
脱皮の時期を迎えているのかもしれない。
様々なことが要求され、僕自身新しい様々なジャンルに挑戦している。
時間が足りない。勉強したいターゲットは山ほどある。継続して続けた
いこと、新たにするべきこと、など、課題は山積し、目の前の1つ1つに
対応していくだけで、4月はあっという間にすぎていった。改めて、自分
の「器の小ささ」に辟易する日々であった。
でも、連休にようやくひと呼吸できて、ある種、腹をくくった。
「結局、自分が出来ることをコツコツ重ねることしか、僕には出来ない。
そうしない限り、僕の器は拡がらない」
こんなことくらいはわかっていたつもりだったけれど、実際に
出来ていなかった、ということは、芯から納得していなかったんだろう。
焦りばかり先走って「地に足着いていなかった」んだろう。そんな
状態じゃあ、拡がりうる器も逆に狭まってしまうばかりだ。
〆切と求められている水準を守りながら、でもマイペースに、出来る限り
の誠実さで、1つ1つのことに対応するしかない、そう、ようやく踏ん切りの
ついた夜であった。