ゼミブログのお知らせ

 

このブログは、まとまった話を書きたい、と思うので、なかなか筆が進まない時が多い。特に、〆切前、あるいは用事が立て込んでいる時など、書きたいことがあっても、躊躇することが多い。最近、とにかく予定が立て込んでいて、なかなか新規書き込みが出来ずに、内心苦々しい想いをしていた。

そんな今日、大学で「コンテンツマネージャー会議」に出席する。あんまりパソコンのことも知らないが、一応学科のHPの内容を盛り上げるための黒子役の一人という仕事を与えられていたのだ。で、全学的なHPに関する取り組みをあれこれお聞きする。そういえば昨年からブログシステムも機能していたが、ここだけの話、僕は自分のHPも持っているし、正直あんまり関係ないかなぁ、と思っていたのだ。(担当者の先生方、すんません)

でもでも・・・今日、伺ってみると、幾つかのゼミの学生達が進んで発信している。(例えばこちらなど) これは、実に教育効果が高そうだ。目から鱗の出会いに、びっくり。これなら、僕が忙しくても、学生さん達に構築して貰える。オーナーのタケバタは、たまにコメントしておけばよい。

と、会議でしこんだ技術を早速応用して、竹端ゼミブログを立ち上げる。これは、リンク先にも書いたように、学生さん達のやっている活動を、順次アップして貰おう、という試みだ。

学生達も、誰かに見られている文書を書く、というのは実に刺激的であり、ちゃんと調べてくるし、彼ら彼女らのエンパワメントにつながる可能性が実に高い。というわけで、学生教育の一環として、明日のゼミで早速発表し、使い方も説明した上で、早速今週末には宿題を出す、という鬼教官タケバタである。

でも、あながち「鬼」でもない。教育問題に取り組もうとするY君がブログで報告してくれるはず、の「自信力が学生を変える」(河池和子、平凡社新書)のなかで、宿題や課題をたくさん課した方が、学生のやる気が出る、という調査結果が出ていた。(ただゼミでこの本をネタに議論した時は、その対象の設定や調査地を巡って議論はあったが)

なので、早速著者が言っていることの実践、ではないが、学生さん達に宿題を今年はバリバリ提供している。その一環で、ゼミブログも学生主体で、明日以後、本格的書き込みがスタートする予定だ。

僕自身のつぶやきはこれまで通り、このスルメで。で、そこに書くほどのものではないけど、教育者タケバタの小ネタはブログで、とちょっとやってみるつもり。なので、出来ましたら、両方ごひいきに。

投稿者: 竹端 寛

竹端寛(たけばたひろし) 兵庫県立大学環境人間学部准教授。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。 大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。山梨学院大学法学部政治行政学科教授を経て、2018年4月から現職。専門は福祉社会学、社会福祉学。日々のつぶやきは、ツイッターtakebataにて。 コメントもリプライもありませんので、何かあればbataあっとまーくshse.u-hyogo.ac.jpへ。