うまくいったかな、と思ったら、また失敗したり、と一進一退、です。
授業って本当に難しいですね。
授業の性質上、彼ら彼女らが何を私に期待しているか、という元々の期待値
が違います。シラバスを見て「面白そう」と主体的に授業を取って下さる方が
いる一方で、「単に単位取得のため」「行きたくないけど必修だから」という方
もいます。もちろんどういう動機の方であれ、授業に関わる中で、こっちにも
少しは向いてもらいたい、というのが本心なのですが、特にネガティブな動機
であったり、授業に参加することに意味を見いだしにくい方へのアプローチは
難しいなぁ、と思っています。
僕自身、出会う学生さんとの一期一会はすごく大切だ、と思っています。
それが、自発性に基づくものであれ、嫌々僕の前に現れて下さったものであれ。
そして、とにかく出会った僕が、どれほど皆さんとの対話を通じ、少しは皆さんの
何かを刺激し、はぐくむ役割を担えるかどうか・・・。これはすごく難しいけれど、
僕にとって重要で大切な挑戦です。
うまくいかないこともあるけれど、それは次のチャレンジのためのいい教訓のはず。
沈み込んでしまわず、冷静に分析して、次回の学生さんの笑顔につなげたい、
そう思う梅雨の今日この頃です。