成田より

 

成田空港で出発前に一仕事。
昨日、インターネットバンキングで振り込みをしておこう、と思ったのに、日曜日の夜9時から翌朝7時まではメンテナンスのため、利用できない、という表示。ギリギリになる前にちゃんとやっておけばいいのだが、当然そういうことを泥縄的にやっているタケバタなので、あたふたするばかり。しかも、昨日の甲府は残暑がとんでもなく厳しく、エアコンなしで荷造りしていたら、軽くダウンしてしまった。なんだかなぁ、である。

でも、まあ世の中便利なもので、パソコンを空港のLANにつないで500円ほど払えば、こうして空港から自分のパソコンでネットバンキングにつなげる。さすがに誰でも使えるパソコンでやるのはあまりにも危険なので、この措置をとったが、メールするだけなら10分100円でできる。おかげさんで、ギリギリ振り込みの積み残しはなし、で済ますことはできた。

だが、結局どたばたしていて、肝心の仕事面で積み残しはいくつかある。滞在先でインタビューする相手への質問状を事前に送る、と言ったのだが、昨日全く頭が働かなかったので、これは機内に積み残し。それ以外にも、レジュメに赤を入れるだとか、とある教科書原稿の別の人の担当分の骨組みを考えるだとか、なんだか積み残しはあるにはある。でも、まあとにかく出かけてしまって、あとは現地で考えよう、と楽天的。

あと、ネットと言えば、今回はチケットそのものをルフトハンザのHPから買ってみた。電子チケットだそうで、空港でチケットを受け取るまで、半券も引換券も何もない。今まで某格安旅行会社で買うことが多かったので、その場合は半券なりケースなりをもらっていたので、スマートはスマートなのだが、空港に着くまで「本当に買えているのか?」と不安だった。そうはいっても先月末にきっちり22万円ほど引き落とされているので、大丈夫だと思いつつ、新しい成田の第一ターミナルへ。確かにチケットはとれていた。ほっ。しかし、22万円という金額は一見高そうだが、実はその某格安旅行会社でも、同じくらいの値段の見積もりがでていたのだ。その理由はたぶん、イエテボリ、というメジャーではない空港を使うから。だから、KLMだろうが、SASだろうが、ルフトハンザだろうが、この二都市を訪れる便で見積もりをとれば、結構な値段となる。KLMは昔、荷物オーバーで5万円ほど取られたいやな記憶があり、二度と乗りたくない、とすると・・・とルフトハンザのHPで正規チケットの40日前割引で、先述の格安旅行会社と同じような値段のチケットを見つけた。で、今回生まれてはじめて、ドイツ上陸(空港だけだけど・・・)なのである。あ、ドイツと言えば、現地在住のMさんにフランクフルト空港のおすすめを聞けばよかった。ま、今日と16日のイエテボリへの移動時に2時間ほどうろつけるので、ソーセージでも食べてみようかしらん。

仕事の書類も積んではいるけど、きっとドイツのビールにスパークリングワインなんて飲んでいたら、あっという間にフランクフルトまで行くんだろうなぁ、と半ばあきらめモード。少し夏の前半、根詰めて働きすぎたので、ま、ちとゆるむのもよしとしよう。というわけで、今日から出かけてきます。次は、つながったら、オランダからお届けします。では、では。

投稿者: 竹端 寛

竹端寛(たけばたひろし) 兵庫県立大学環境人間学部准教授。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。 大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。山梨学院大学法学部政治行政学科教授を経て、2018年4月から現職。専門は福祉社会学、社会福祉学。日々のつぶやきは、ツイッターtakebataにて。 コメントもリプライもありませんので、何かあればbataあっとまーくshse.u-hyogo.ac.jpへ。